無資本から成功するための情報起業マーケティング入門

 

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キーワードがコメントにヒットしない

 これに対して、米国のYahoo!では、「bank」というキーワードで検索しても、表示されるのは、「bank」とか「banking」といったカテゴリー名だけです。検索者は、そのカテゴリーを訪れてサイトの一覧表示を調べることになるのですが、そこに並んでいるのは、当然「銀行の運営するサイト」のみとなります。従って、アメリカのYahoo!の場合、銀行以外のサイトがコメントに「bank」、「banking」のような単語を用いていたとしても、キーワード検索で自動的にヒットさせることはできないのです。

 

いきなり「ページ検索」へ

 では、例えば、米国版Yahoo!で「bank」というキーワードで検索した場合に表示される何百万というページとはどういうものかと言えば、これはロボット検索エンジンを用いた検索の結果です。従って、Yahoo!のディレクトリーに登録されているかどうかとは、直接関係がありません。(実は、ディレクトリーに登録されているサイトを、サイト名、コメントに含まれるキーワードから検索することは可能ですが、そのためには「Directory」タブをクリックする必要があります。これをクリックしなければどんなキーワードで検索したとしても「ページ検索」の結果しか表示されません。「自動的にはヒットしない」とはそういう意味です。)

 つまり、日本のYahoo! Japanの場合は、まずディレクトリーに登録されたサイトからサイト名、コメントにキーワードを含むものを検索結果として表示し、一致するサイトをすべて表示した後に初めて「ページ検索」の結果に移るのに対して、アメリカのYahoo!の場合は、ディレクトリーに登録されたサイトはキーワードに一致しようがしまいが自動的には表示されません。ディレクトリーにはお構いなく、最初から「ページ検索」(最近、GoogleからYahoo!独自の技術によるものに移行しました)になるわけです。

 

上から順番に見るしかない!?

要するに、アメリカのYahoo!に登録したとしても、「キーワード検索」によるヒットの可能性は、日本のYahoo! Japanの場合と比べると格段に低いのだと心得るべきなのです。従って、特にアメリカのYahoo!に登録されたサイトの場合は、ユーザーがディレクトリーの特定のカテゴリーを上から順番に見ていくのでなければ、気付かれないのではないかという疑問があります。

しかし、Yahoo!のような有力ディレクトリーに登録されれば、他の有力なロボット検索エンジンでのランクが上がる可能性もありますので、検討には値すると思います。

 

サイトの審査は有料

これらの事情を承知の上で、「それでもアメリカのYahoo!に登録したい」と思われる場合は、適当なカテゴリーを選んで、そこの右側にある「Suggest a Site (サイトの推薦)」をクリックして下さい。

 サイトの推薦の方法は、日本のYahoo! Japanによく似ていますが、注意するべきことは、商用目的、営利目的のサイトの場合、アメリカのYahoo!への登録審査はすべて有料であるということです(非営利サイトでも利用できます)

 言うまでもなく、日本のYahoo! Japanにも「ビジネスエクスプレス」という有料サービスがありますが、アメリカの場合、商用サイト、営利目的のサイトの場合は、必ず「ビジネスエクスプレス(米国ではYahoo! Expressといいます)」を利用しなければならないのだ、ということです。もちろん、日本の「ビジネスエクスプレス」と同じで、必ず登録が保証されるわけではありません。しかも、日本と異なり、一旦登録された後も、毎年登録の維持費がかかります。

 ただ、審査料は日本のYahoo! Japanよりも安く、一件当たり299ドルです。

 アメリカのヤフーが世界最大のディレクトリー型検索エンジンであるとしても、単にディレクトリーに登録するだけのために毎年費用をかける価値があるかどうか、慎重な検討が必要であるかも知れません。

 

 

ページ検索の方が目立つ

 さて、今まで述べたことからも分かるように、現在(20044)、アメリカのYahoo!でキーワード検索を行えば、ディレクトリー登録サイトは自動的には表示されることなく、「ページ検索」となります。要するに、アメリカのYahoo!では、「ディレクトリー」よりも「ページ検索」の方が目立つのだと考えてられます。

 ですから、アメリカのYahoo!の場合、「ディレクトリー」に登録するよりも、「ページ検索」に登録し、そこで目立つ方が有利だとも考えられます。

 では、どうすればこの「ページ検索」に登録できるのでしょうか。

 現在、米国Yahoo!では、独自技術のロボット検索エンジンを用いているとされていますが、この「ページ検索」への登録はYahoo!のユーザー登録を行う際に「URL登録」を行うことができます。

 ただし、Google等と異なり、一回につきひとつのURLしか登録できません。

Yahoo!のロボット検索エンジンは、全世界のウェブページをクロール対象としていますから、Googleなどに登録した後しばらく待っていれば、別のページも掲載される可能性もないわけではありません(これなら無料です)。ただし、当方の経験では、これはかなり不確実で、Googleでは数百ページも登録されているサイトであっても、Yahoo!のロボット検索エンジンに登録されているページはわずか数ページという場合もあります。

 

確実かつ廉価な方法!?

 けれども、「そんな不確実なことでは困る」「今すぐにも登録したい」と思われる場合は、OvertureSite Matchというサービスを利用すれば、米国Yahoo!の「ページ検索」に掲載することが可能です。

 ただし、Site Matchも有料サービスで、1ドメインにつき、最初のページ(URL)49ドル、2ページ目から10ページ目までが1ページあたり29ドル、11ページ目以降が1ページあたり10ドルとなっており、サイト全体を登録しようとするなら、その費用は決して安くありません。(しかも、この料金は維持費として毎年かかります。さらに、1クリックあたり15セントから30セントの手数料も取られます。)

 けれども、このサービスの場合、1ページのみを登録することも可能です。12ページ程度登録するだけならそれほど費用はかかりませんし、審査も厳しくないようですので、試しに登録してみるのも良いでしょう。Yahoo!の「ページ検索」には、申請してから1週間ほどで反映されます。

 ある程度時間がたてば、Yahoo!の検索ロボットがクロールして来るかも知れませんが、当方のこれまでの経験では、Yahoo!のロボット検索エンジンはかなり不安定で、登録されているページ数が少ないだけでなく、どのページが登録されるか予想ができません。そこで、重要なページだけを選んでSite Matchを利用すれば、そのページだけは確実に登録することができるので便利です。

Yahoo!のロボット検索エンジンの場合、登録ページ数が全体として少ないので、上位表示を狙うことはGoogleよりもむしろ易しいかも知れません(当方の英語ページの場合、20051月の時点で、キーワードによっては約30万ページ中1位となっているものもあります)

 

検索エンジン概説とYahoo! Japan登録のコツ

SEOは信頼できるか

 

 

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