無資本から成功するための情報起業マーケティング入門

 

 

フリーターは「無責任」か?!

人がいわゆる「定職」に就かない理由は様々であるでしょう。

ある人は「夢を追いたい」ために定職は妨げになると思っています。またある人は「自分探しの旅」に出たいと言い、単に「本当にやりたいことが見つからない」と言う人もいます。

旧世代の人たちは、彼らを「甘ったれ」「無責任」などと言って非難していますが、「自分探し」がいけないことであるとは私たちにはどうしても納得できません。かつて、社会が人々に納得的な「目標」を提示していた時代には、大多数の人は、無意識にその目標に同一化し、「自分探し」などする必要はなかったでしょう。けれども、その目標があらかた達成されたとみられる今日、人は、自分で自分の目標を探さなければならなくなったのです。だとすれば、道に迷う人たちが巷にあふれるのはごく自然なことでしょう。

 

 

旧世代の人たちは、昔はうまく行ったが今では多少(というか、かなり)ガタが来ているシステムに若い人たちが乗って来ないからと言って、彼らを非難するべきではないと思います。同様にして、現在機能不全に陥っているシステムをかつて導入したからという理由で、若い人たちが旧世代の人たちを断罪するのもまた不当です。本当の問題は、これに代わる新しいシステムがなく、あったとしても昔のように社会の幅広いコンセンサスを得られないだろうということなのです。新しいシステムがない以上、旧いシステムのほころびを微調整(世間では、これを「改革」と呼んでいるようですが)しながら何とかやって行くしかない。それが今の社会の状況でしょう。

この状況の中で、本当に「出口のない」閉塞状況にあるのは、「旧いシステム」にうまく乗れなかったり、そこから閉め出されたりした人たち、すなわち「定職のない人たち」だと思います。実は、彼らは、現在の状況に対して彼らなりに自然に反応しているに過ぎません。すなわち、社会が大多数の人々にとって納得的な目標をもはや掲げられなくなったときに、会社や世間の提示する「目標らしきもの」に対して、「それは私の目標じゃない」と正直に言い放ったというだけです。たったそれだけのことで、一生の間、「負け組以下」の低収入に甘んじ、旧世代からは「無責任」呼ばわりされなければならないのでしょうか。それは余りにも不当な仕打ちであると思います。

「自分の人生は自分で決めるべき」という観点からすれば、そんな彼らの生き方は決して間違っていないと私たちは信じています。

次は、「サラリーマン起業より大事なもの

「出口が見えない」・・・このサイトで語りかけたい人たち」に戻る

 

 

 

[リンク]

[HOME] [サイトマップ]

[電子書籍] [紙による書籍] [元本保証で、「必ず当たる」(!?)宝くじの買い方]

[このサイトを使って「起業」するには?]

 

 Affiliate Links

  Swiss Bank Directory, List of UK and other private banks

  Swiss Bank Account, Private Banking Account for Free