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「売れるテーマ」を探す
メルマガ発行を目指している方のためには、成功のための案内書もいくつか出ていますからそれに譲るとして、ここでは、「どうすれば売れる本が書けるか」という点に絞って説明したいと思います。
当たり前のことですが、どんな本を書くにしても、「テーマ」が必要です。
そこで、まず「売れる本のためのテーマ」を決めます。実は、このテーマの決め方だけで、本が「売れるか売れないか」は半分くらい決まってしまいますから、極めて重要なステップです。
ところで、すでに述べたように、「売れる本」とは、私たちの意見では次のようなものです。
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読者に利益(できれば直接の金銭的な利益)をもたらす本
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読者の差し迫った悩みの解決をもたらす本
ところが、「読者に直接の金銭的な利益をもたらす本」、別の言い方をすれば「成功本」というのは、誰にでも書けるという物ではありません。要するに「現実に成功した人」でなくては、信頼できる内容を書くことは難しいと思われるので、このテーマは「成功後」にとっておくことにしましょう。
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そこで、現実的に「誰でも書ける」と思われるのは、「読者の差し迫った悩みを解決する本」ということになると思います。人は誰でも悩みがあるし、ある程度の人生経験を積めば、そんな悩みを解決した経験が1度や2度くらいはあるだろうと思われるからです。
従って、「本のテーマ」を決めるということは、すなわち、その本で、読者のどんな「差し迫った問題」を解決するのかを決めるということになります(ここで、わざわざ「差し迫った」と言っているのは、「先送りできる問題」の解決のためにわざわざお金を払う人はあまりいないからです)。ここで留意するべきことは、なるべく具体的な問題で、誰でも同じような方法で解決できるような「問題」を選ぶ、つまり出来るだけマニュアル化可能な問題をテーマにすることです。ある人にとっては問題解決が可能な方法であっても大多数の人が同じ方法を試して全然ダメだというのでは、クレームの原因となります。さらに、その問題解決方法が、あなた自身の経験によって実証されていなければならないでしょう(具体的なテーマの絞込みについては、ロバート・アレン著の『実践 億万長者入門』の「情報ビジネス」の章に基本的なテーマがリストアップされていますので参考にして下さい)。
適当なテーマが決まった場合、もしそれがあなたの経験だけに基づいて書くことが出来るテーマなら、基本的には、「あとは書くだけ」ということになります。
ただし、この場合でも、できれば、「その分野に関する本をできるだけ読む」ことをお勧めします。
何故なら、たとえあなた自身の経験に基づいた本であっても、結局その内容が類書と同じようなものになっていたら、あまり売れるとは期待できないからです。関連する内容の本をできるだけ読んだ上で、あえて「類書にはないテーマ」を選ぶとか、「類書にはない内容」を盛り込むことが大切です。内容が結局同じようなものなら、人は、「値段の安い本」か「有名著者の本」を選ぶに決まっています。繰り返し述べるように、これはビジネスですから、できるだけ「競争相手のいない分野」に特化することが鉄則であり、そのためには「類似の分野にこんな競争相手がいる」ことくらいは知っておく必要があるのです。
次は、「人生を変えるための本の読み方」
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