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人脈は身近にある
精神科医の和田秀樹氏はこう述べている。
「会社に行けば、たいがい何十人、何百人の人が同じ職場にいるわけですし、ショップのようなことをやっていれば、相当数のお客さんと顔を合わせています。営業に回れば、ほかの業種のいろいろな人と会っているはずですし、自分よりずっと目上の人と話をすることもあるでしょう。」
「ほんとうは素晴らしい人、チャンスを与えてくれる人がそばにいるのに、気付かないだけかもしれません。」(『「運をひらく」のが上手い人下手な人』新講社)
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ちょっと考えてみればわかることだが、あなたが仕事で知り合った人以上にあなたの実力を知っている人はいないはずである。実力をアピールしたいなら、これ以上の相手はいないはずだ。しかもどこで誰とつながっているかわからない。一説によると、知り合いの知り合いを辿っていけば、6人目で世界中の誰とでもつながるらしいのだ。
前述の山崎氏にしても、やはり仕事を通じて知り合った人たちの人脈で転職している。異業種交流会ではないし、ましてや縁故、学閥などではない。
セーフティ・ネットとしての人脈
だが、言うまでもなく、人脈力が生きるのは転職のときだけではない。転職は人脈が力を発揮する一つの場面にすぎず、転職なんて一度も経験することがなくとも、人脈は重要なのだ。
人脈のネットワークとは、人生の成功をもたらしてくれる「運」と「チャンス」が湧き出す地下水脈であると同時に、万一のリストラ、倒産に備えるセーフティ・ネットでもある(前述の山崎氏も山一證券の廃業を経験した)。
では、なぜことさらに転職を取り上げたかと言えば、身近で、しかも金銭的な価値に直接結び付くのでわかりやすいからである。
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