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転職は人脈だ
株式投資や資産運用に関心がある人なら山崎元氏の名を聞いたことがあるかも知れない。企業人としてだけでなく辛口の経済評論家としても名を馳せている成功者である。この山崎氏は42歳くらいまでの間に、11回も転職したということだ。その11回のほとんどが何らかの形で人脈を介した転職であって、新聞など公開情報による転職は3回しかない。しかもそれは最初の転職と、2度目、4度目という初期に集中しており、年齢的にも30代の初めまでである。
20代はまだ人脈力で差が付く年齢ではないし、「東京大学経済学部卒、三菱商事入社」という山崎氏の履歴書は、新聞公募ではそれなりのインパクトがあったに違いない。だが、その威力も30代の前半まで。30代後半、40代の転職では何と言っても人脈力ということだ。山崎氏の経験は、これを裏書きしている。
まして50代の転職ならば、なおさらだろう。
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人脈の作り方について
「転職」を思い立って求人誌や転職サイトの求人情報を穴の開くほど眺めているあなた。転職準備に資格を取ろうと受験参考書を買い込んだあなた。そんなことをするより人脈構築に力を入れたほうが、遠回りのようで実は近道であり、ストレスもはるかに少ないかも知れない。
では、どうすれば人脈力が付くのだろうか。
誰でもすぐに思い付くのは異業種交流会だろう。公募で適材を集められない企業の採用担当者が異業種交流会で人材を探しているという話もある。だが、一般的に言えば異業種交流会とは人脈のない人たちの集まりであり、そこから多くを期待することはできない。深く付き合って互いを理解してこそ人脈であるのに、名刺を交換するだけで顔と名前が一致しないのでは意味がない。
本当に役に立つ人脈の種とは、むしろ普段の仕事の中にあるはずだ。
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